教育方針・三つの課業

園生活の中で心がける重点分野

1.体力づくり

「元気で丈夫な身体作りという面」から「安全な生活が過ごせるようになる」まで、心や生活リズムの確立等の広範囲な育ちを達成したいと考えています。

  • 広い園庭での戸外遊び
  • 積極的な園外保育活動
  • リレー・ドッジボール・山登り
  • 夏のプールでの水遊び
  • プール指導
  • 跳び箱・マット・鉄棒・うんてい・縄跳び

2.しつけ

「身辺を美しくとの思い」から「子ども自身の自主性の確立という目的」までを含め、家庭のしつけと共に集団生活の中でのしつけは大切です。他律の時代ゆえの善悪判断や自分のことは自分で行う習慣・自制心・判断力・独立心等を園生活の中で育てていきます。

  • 基本的生活習慣の確立
  • 礼儀・挨拶     (共生感覚を育てる)
  • 整理整頓      (自らを律する心を育てる)
  • 正しい言葉     (自己中心からの脱皮)
  • 安全        (命を大切にする)
  • 善悪判断      (正邪の区別)
  • 人に迷惑をかけない (傷つけない)

3.ことばの獲得

狭義な話す・聞く・読む・書くという事柄だけではなく、自分を表現していくために、ことばの獲得は大切であるというスタンスです。楽しく豊かな直接体験を一杯することで、「生きたことばが使える」「自分が表現できる」その手段としての、ことばの獲得を目指します。

  • さまざまな遊びや生活体験
  • 読み聞かせの充実
  • ことば遊び・カルタ・郵便やさんごっこ 他
  • 発表・話し合いの場
  • 図書室・図書コーナー・本の貸し出し

一人ひとりの確かな育ちを獲得していくために…

子どもの「興味や関心」一方で「こう育ってほしい」という望ましい姿を描き、発達の課題を踏まえて保育計画、環境設定を行っています。そして、「今、何を育てたらよいか」という活動の目的・ねらいをしっかりもった実践を愛情と熱意のもと、誠意のある関わり・励まし・勇気を与える等、助言・援助をしています。

その後,当園独自の「成長の記録」「個人記録」に記録します。それを繰り返し行い、一人ひとりの育ち・課題を見極め、その子に応 じた園生活を積み上げていきます。

これが「子どもの立場にたった園生活」であり、私達は「子ども中心主義保育」と呼んでいます。その真の目的は「自立と共生」です。